動物の謝肉祭コンサート@汐留ホール


東京オリンピック真っ只中。連日繰り広げられる素晴らしいプレーを、手に汗握りながら観ています。鍛え抜かれ、磨かれきった神業の数々はもちろん、選手の研ぎ澄まされた集中力に、テレビ越しでも圧倒されてしまいます。

 

先日、大学時代の同級生と演奏会を開催いたしました。

増え続ける感染者を鑑み、演奏会を開催するか否かも含め、最後まで悩み抜いた演奏会でした。

当日の座席数は半数とし、遠方の方にもお聴きいただけるようコロンスタジオ様のご協力でYoutubeでの有料配信を行いました。

 


大学時代からお世話になりっぱなしの友人たち……卒業から早5年、荒澤さんはお仕事と演奏活動を両立させているスーパーウーマンに。

森田さんは卒業後フランス・パリに留学し、私がパリにコンクールを受けに行った時はお家に泊まらせてもらったり、合間に一緒に街を案内してくれました。

宋さんは日々指導をしながら研鑽を続け、今年秋よりハンガリーに留学予定。

それぞれの場所で努力を続けている友人たちに、今も昔も刺激を受けています。

 

夏前から4人で練習を重ねてきましたが、直前に演奏者の1人の出演が叶わないこととなってしまい、本当に残念でした……いつか4人でリベンジしたいです。

 


プログラムは、サン=サーンスの《動物の謝肉祭》を中心に、全て動物に関係する作品でまとめました。

作曲家たちの音楽での描写力、表現の違いが面白く、楽しい時間となりました。

 

ご来場下さった皆様、配信でご覧いただいた皆様、スタッフの皆様、4人の仲間たち、本当にありがとうございました♪

 

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《プログラム》

☆前半・ソロ

(森田)

リムスキー=コルサコフ/熊蜂の飛行

F.クープラン/蝶々

M.ラヴェル/蛾

(荒澤)

F.ショパン/子犬のワルツ、子猫のワルツ

E.サティ/ぶよぶよした犬のための本当の前奏曲

1.厳しい戒め 2.家でただ一人 3.遊びましょう

A.コープランド/滑稽なスケルツォ《猫とネズミ》

(田中)

R.シューマン/森の情景より《予言の鳥》

P.チャイコフスキー/ひばりの歌

グリンカ=バラキレフ/ひばり

(宋)

C.ドビュッシー/映像第2集より《金色の魚》

シューベルト=リスト/ます

 

☆後半・アンサンブル(1台8手、1台4手)

 

ラビニャック/ギャロップマーチ

サン=サーンス/《動物の謝肉祭》

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